欧米の自動車愛好家にとっては、特に1919年頃から1930年頃に生産された自動車こそが「ヴィンテージカー」と呼称されています。日本では「旧車」「クラシックカー」という言葉がありますが、明確な年式の線引きは無く、日本車も欧米車も含まれる場合があります。これらのことから、総じて古くても高級車や希少性が高い価値のある車がヴィンテージカーとされています。現代の車とは全く違う凝った装飾の内装、きらびやかで贅を尽くした優雅な姿は年代を問わず、称賛をあびる芸術です。このヴィンテージカーを手放すことにした場合、通常の中古車売却と同じ方法で売却してしまうのでは悔いを残す結果になりかねません。ヴィンテージカーを買取に出す際のポイントをおさえて、買取業者に高く売る方法を確認しておきましょう。

ヴィンテージカーを買取してもらう際に特性をアピールする

開発技術の向上により現在の車のほとんどが燃料の噴射は電子燃料制御装置(インジェクション)によって制御されています。ヴィンテージカーのほとんどはキャブレター式で燃料と空気を混じり合わせ、エンジンが爆発する準備をしてから内部に燃料を吸い込みます。キャブレター式のエンジンはガソリンの濃さが自動では調整されず、天気や温度、標高によっては調整が必要で、それらのヴィンテージカーの決して小さくはないエンジン音や排気音も特徴的です。ヴィンテージカーを買取してもらう際に、一番重要なポイントはその価値がきちんと伝わっているのか、またその価値を評価できる業者なのかです。ヴィンテージカーはデザイナーの哲学や斬新な発想などが独特のデザインに表現されている芸術作品といっても過言ではありません。その車の良さが理解されてこそ価値が認められ、高額で買い取ってもらえるのです。

ヴィンテージカーを買取に出す前の準備

キャブレター式の決して小さくはないエンジン音や排気音ですが、不快を感じさせるものではなく、鼓動はむしろ心地よささえ感じさせてくれます。インジェクションよりも燃料効率は劣りますが、構造がシンプルなので修理しやすさの面で優れています。メンテナンスも重要なヴィンテージカーの買取のポイントです。修理の際に交換用部品がもう入手できないケースも往々にしてありますので、メンテナンスにかかる費用も高額になりがちだということは明確です。そのため、メンテナンスがきちんとされていて、ヴィンテージカーが良い状態を保ったまま大切に扱われてきたことが理解されれば、買取価格も上がる傾向があります。豪華できらびやかな内装をまとい気品あふれる外観で心地よい鼓動を打ち、ヴィンテージカーは同乗する人を優雅にエスコートするかのように乗り継がれてきました。ヴィンテージカーを買取の査定に出す前に最終点検をしておきましょう。